「減らそう犯罪キャンペーン」推進モデル中学校 広島市で盗難防止訴える

「減らそう犯罪」の推進モデル校に指定されている広島市の中学校の生徒が、盗難被害の防止を呼びかけました。

広島市の商業施設で盗難防止を呼びかけたのは庚午中学校生徒会の8人です。

庚午中学校は今年度の「減らそう犯罪」推進モデル校に指定され、県警などと連携して犯罪を防止するための取り組みを行っています。今回は先月に続いて2回目の活動となります。

生徒たちは商業施設を訪れた人たちにチラシを手渡しながら、盗難被害防止を呼びかけました。

広島西警察署 生活安全係 田中裕一郎 係長
「6月は安心安全鍵かけ月間ですので家・自動車・自転車への鍵かけを呼びかけました」

庚午中学校 平岡鉄兵 さん
「たくさんの人が笑顔で受け取ってくれたので、とてもうれしかったです」

ことしに入り先月末までに広島西警察署管内で発生した盗難被害のうち、侵入盗は15件、車上狙いは12件、自転車盗は102件で、いずれも去年の同じ時期より増加しているということです。

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