男子日本代表 アメリカにストレートで勝利し予選ラウンドを終了

【写真:Volleyball World】

バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024男子予選ラウンド第3週マニラ大会の最終日、日本(FIVBランキング4位)は、現地6月23日(日)にアメリカ(同5位)と対戦。3-0で勝利した。

予選ラウンド第3週の3戦目でフランスに2セットダウンから逆転勝利した日本は、ここまで通算成績5勝6敗のアメリカと対戦。

第1セットは大塚達宣のサービスエースなどの連続得点で日本が先行。アメリカのブロックに捕まるなど連続失点を喫して13-13の同点とされるが、そのあと宮浦健人のブロック、大塚のスパイクで抜け出すと、23-20から甲斐優斗が連続サービスエースを決めて先取した。

第2セットはアメリカに先行されるが、甲斐のスパイクやサービスエースで点差を詰めていき、エバデダン ラリーのブロックで同点。そのあとはサイドアウトを取り合い先に日本がセットポイントに到達すると、最後は長いラリーを宮浦が決めきって連取。

第3セットも序盤から連続得点を奪われアメリカに先行を許す。それでもこの試合スタメン起用の深津旭弘がエバデダン、小野寺のミドルブロッカー陣を効果的に使って追い上げると、小野寺のクイックで逆転。さらに宮浦の3連続サービスエースで一気に突き放し、最後は甲斐がスパイクを決めてストレートで勝利を飾った。

日本は予選ラウンド通算9勝3敗で終了。すでに日本はファイナルラウンド進出を決めており、引き続きファイナルラウンドの戦いに臨む。VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各地で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定。今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあるが、日本の男子は昨年のFIVBパリ五輪予選/ワールドカップ2023ですでに出場権を獲得している。

■ネーションズリーグ2024男子予選ラウンド

第3週マニラ大会

日本(FIVBランキング4位) 3-0 アメリカ(同5位)

(25-20、25-23、25-19)

■日本の第1セットスターティングメンバー

大塚、エバデダン、宮浦、甲斐、小野寺、深津、リベロ小川

■日本のトップスコアラー(上位4人)

宮浦 18得点(アタック12得点、ブロック1得点、サーブ5得点)

甲斐 16得点(アタック12得点、サーブ4得点)

小野寺 8得点(アタック5得点、ブロック1得点、サーブ2得点)

エバデダン 8得点(アタック7得点、ブロック1得点)

■日本の次戦(クォーターファイナル) 開催地:ウッチ(ポーランド)

現地6月27日(木)または28日(金)

対戦相手:未定

■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)

BS-TBS 放送予定(日時未定)

U-NEXT ライブ配信予定

※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの

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