「龍が如く」最新作ミナト区系女子オーディションの二次審査をレポート!多種多様な受験者たちに横山氏も“歴代一面白かったのでは?”とコメント

セガが本日6月23日に大崎本社で実施した「『龍が如く』最新作ミナト区系女子オーディション」二次審査・面接の模様をお届けする。

本オーディションでは、日本国内に在住の満20歳以上の人を対象に、「龍が如く」シリーズ最新作に登場するミナト区系女子として出演したい人を広く募集。合格した暁には、CG・実写でのゲーム内への出演はもちろん、「龍が如く」シリーズ最新作に関連する様々なプロモーション活動に参加できる。

今回は、書類審査を経た受験生たちの二次審査・面接の一部を取材することができた。なお審査員は、横山昌義氏(セガ 龍が如くスタジオ代表・制作総指揮)、阪本寛之氏(セガ 「龍が如く」シリーズ チーフプロデューサー)、堀井亮佑氏(セガ 「龍が如く」最新作 プロデューサー)、山藤雅也氏(セガ 「龍が如く」シリーズ グローバルプロダクトマネージャー)、向大地氏(セガ 「龍が如く」シリーズ ブランドマネージャー)が務めた。

1組目では、大澤あいりさん、壮麗亜美さん、金剛寺あやさん、イ・リンさん、望月怜さん、TSUBASAさんが登場。それぞれ女医、プロレスラー、看護師/キャバ嬢、グラビアアイドル、主婦、アイドルと幅広い職種の受験者たちとなった。

「龍が如く」シリーズのオーディションに応募するのが2、3回目という人もおり、中でも壮麗さんは、同じプロレスラーであるウナギ・サヤカさんが前回(「『龍が如く』生キャバ嬢オーディション」)のオーディションで二次審査に進んでいたのに悔しさをにじませていたという。

前回の流れもあってか、会場で審査員である向氏にプロレス技・逆エビ固めを掛ける場面もあり、注目を集めていた。

左からTSUBASAさん、望月怜さん、イ・リンさん、金剛寺あやさん、壮麗亜美さん、大澤あいりさん

緊張し、最初の自己紹介で上手く自分のことを伝えられない受験者もいたが、次第に緊張がほぐれていったのか、最後には全員が自分をPRするアピールタイムのようなものも生まれ、1組目から印象の強い審査となった。

左から向氏、堀井氏、横山氏、阪本氏、山藤氏

2組目では久さん、本郷愛さん、藤白ちらりさん、ミナコさん、みりさん、松平璃子さんの審査を実施。会社員、セクシー女優、グラビアアイドル/レースクイーン/役者、主婦、元キャバ嬢、坂道グループの元アイドルで現グラビアアイドルなど、1組目に引けを取らないメンバーとなった。

ドキュメンタリー番組「痛快!ビッグダディ」にも出演していた人や、過去の体験会で開発陣とも顔見知りの人、過去にさまざまな事情を抱える人など、気になる受験者が多い組となったが、時間の都合上、巻き目の審査となってしまった。

横山氏も「聞きたいことだらけの回だよ…」と、時間がないことを惜しみながらも審査を進めていた。

2組に共通して行われていたのが、「お酒の席ではどのように飲んでいるのか。飲ませ役か自分でガンガン飲むタイプか」といったような飲み会に関する質問。詳細は明らかとなっていない「龍が如く」最新作で“ミナト区系女子”がどういった役回りをするのか。考察のしがいがありそうだ。

また、ミナト区系女子というアバウトな設定だからこそ、多種多様な受験者が集まっていたのも印象的だった。「龍が如く」シリーズのファンはもちろん、普段あまりゲームをしない人という人も。ミナト区系女子に合っていないということは自分で分かりつつ、応募しないで後悔したくないと語る人も多かった。

果たして、誰が二次審査を通過することになるのか。この先に待つ最終審査は、7月上旬~8月上旬頃に実施予定となっている。最終審査の模様は後日WEBなどでも公開されるとのことなので、気になる人は情報を追ってみてほしい。

2組の審査後には、横山氏、阪本氏、堀井氏へのインタビューが行われたので、そちらの模様もお届けする。

――これまでの審査を振り返っての手ごたえはいかがでしょうか?

横山氏:新作の内容や役名を公開していないので、かなりアバウトなオーディションになっていると思います。内容を言い過ぎると、新作の中身に触れてしまうので…。

ただ、今の2組目はすごい面白かったですね。歴代で一番面白かったんじゃないですか? 倍くらい時間かけて、もっと色々なことを聞きたい人がいっぱいいました。

阪本氏:前回のオーディションの結果、世の中的にもすごい盛り上がったようでして。今回、ミナト区系女子というイメージが大まかしたとしたオーディションですが、応募数含め、色々なジャンルの方からエントリーしてもらっています。年々オーディションの世の中に対する波及効果が大きいなとを感じています。

堀井氏:とても面白い方々が集まって、いいオーディションになってると思います。今までだと役柄が明確にありましたが、今回はわからない中なので、今までよりも作品への愛、自分たちと一緒にやりたいというパッションを持った方が多かったです。制作者としては本当に嬉しいことなので、話していて自分たちもいいもの作らなくてはという思いになりました。

――今回の役柄は、キャバ嬢のように1カテゴリーの中で演じるのか、それともゲームのいろいろな部分で出演するのか、どのような形になるのでしょうか?

横山氏:ノーコメントで(笑)。ちょっと説明が難しいんですよ。前のキャバ嬢のようにクローズなカテゴリーだったら言えますが、言えていない状況なので…。

――言ってしまうとクリティカルなネタバレになってしまうということですか?

横山氏:ヒントが多いと言った方がいいですね。今言えているのは、最新作のミナト区系女子オーディションで、CGと実写両方ありますというくらいです。でも誰かと飲む、飲んで盛り上げるというシチュエーションがあるのは間違いないです。

――“ミナト区系女子”というと、受け取り方も広いと思います。色々なルートでミナト区系になるというか、成り上がるようなイメージもある言葉なので…。

横山氏:そういう大それたものではなく、“系”って言っているところがすごいアバウトなんですよ。実は“系”と付いているところに結構なヒントがあって。ダイレクトに指定してない部分にネタが隠れていたりします。

――今回のオーディションで通過する人数はもう決まっているのでしょうか?

横山氏:大体の人数は決めていますが、正直やってみないとわからないので、あまり考えてはいないですね。ただ今日の感覚だと…割といきそうですね(笑)。

――前回から盛り上がりが加速しているという話がありましたが、エントリーしてきた方々に変化はありましたか?

横山氏:縦の系譜、縦のつながりができてます。例えばウイカさん(「龍が如く7外伝 名を消した男」赤目役・ファーストサマーウイカさん)の後輩とか。オーディションに出てた、過去の人たちの弟子筋が増えてきてます。

なので…毎年やった方がいいんですかね? 去年も言いましたが、キャバ嬢オーディションはもうやる気はないのですが。関わりたい人が増えたほうがこっちとしても嬉しいので、みんなで盛り上がれますから。

――ありがとうございました。

(C)SEGA


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