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祖父母の前で会心の一撃だ。阪神の佐藤輝明内野手(25)が23日、倉敷マスカットスタジアムで行われる25日・中日戦での活躍を誓った。「見に来る予定です。スカッといい当たりを打ちたいですね」と快音を響かせる。
母方の祖父母が暮らす岡山での試合。同球場では昨年7月11日のDeNA戦で三遊間を破る左前打を放った。だが、「しょうもないヒットを打った記憶がある」と納得のいく当たりではなかったと振り返る。
次こそ、豪快な一発を届ける。現在、自己ワーストを更新する96打席連続ノーアーチ。両翼99.5メートルと決して狭くはない倉敷マスカットスタジアムでの一発に「頑張ります」と気持ちを高ぶらせた。
より万全な状態で岡山入りする。この日のDeNA戦(甲子園)が天候不良で中止。室内で行われた練習では、内野手経験のあるノイジーに捕球について助言を受けた。「日米の教え方の違いですね。いろんな選択肢があればいい」。身ぶり手ぶりを交えながら捕球談議に花を咲かせた。
ここまで45試合に出場し、打率・206、3本塁打、17打点。倉敷で復調へのきっかけをつかむ。