ロッテ・ソトは一時逆転弾で39打点(パ・3位)に! 流石の活躍に仁志氏「精神的な支柱になりますよね」

◆ 「打線としてはいいゲームだった」

ロッテは23日、敵地でのソフトバンク戦に6-6で引き分け。「4番・一塁」でスタメン出場したネフタリ・ソトは本塁打を含む5打数3安打3打点の活躍だった。

この日のソトは初回、二死から内野安打で出塁した荻野貴司を一塁に置いた状況で第1打席を迎えると、ストライクゾーンから高めに外れた直球をしぶとく中前にはじき返し、チャンスを拡大する。

さらに続く3回にも二死からまたしても内角低めの直球を鋭く振り抜き左二塁打でチャンスメークすると、2点ビハインドの9回二死一・二塁からは外角真ん中寄りの直球を捉え、7号3点本塁打を放つ大活躍。ソフトバンク守護神から放った起死回生の一打で、土壇場でチームを救った。

その後は裏に登板した益田直也が失点し、最終的には引き分けたロッテだったが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では新天地でも安定した成績を残すカリビアンの活躍に熱視線が注がれた。

ここまでチーム最多タイの7本塁打に、39打点はパ・リーグ3位と文句なしの働きぶりを示しているソトだが、番組MCを務めた岩本勉氏は「ベンチの中で、調子のいい選手がいると、“そのバッターに回せ”って言うような好循環が生まれるじゃないですか」と全体への精神的な好影響を語り称賛した。

また同じく出演した仁志敏久氏も「精神的な支柱になりますよね。あいつが打席に立ってくれればっていうのもあるので」と続けて加入効果を語ると、「特にロッテは得点力っていうところで言うと、こういう選手も必要なのでね。今日は勝ち切れなかったですけど、打線としてはいいゲームだったんじゃないですかね」と驚異的な粘りを見せた打者陣全体も労った。

2018年にDeNAに加入後、2度の本塁打王のほか、打点王にも輝いてきたソト。来日7年目を迎える今季は35歳で初の移籍となったが、まだまだその打棒に陰りは見えそうにない。現在3位のロッテだが、ここからの上位進出へ向け、引き続きソトの活躍に注目していきたい。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

【動画】“あと1人”から起死回生の一時逆転弾!!!/6月23日:ソフトバンク戦のソトの7号本塁打

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