欧州競馬に現れた怪物2歳牝馬 他馬子供扱い、アスコット衝撃の9馬身差Vで「来年の英クラシック最有力」

チェシャムSで圧勝したベッドタイムストーリー【写真:Getty Images】

チェシャムSで圧勝したベッドタイムストーリー

欧州競馬で来年の牝馬クラシック戦線に期待が膨らむ怪物候補が誕生した。22日に英アスコット競馬場で行われたチェシャムステークス(芝1400メートル、リステッド)でベッドタイムストーリー(牝2、A.オブライエン厩舎)が2着に9馬身半差をつける圧勝。日本の競馬ファンからも驚きの声が上がっている。

伝統のロイヤルアスコット開催で楽しみな若駒が出現した。ベッドタイムストーリーは好位からラスト2ハロン手前で鞍上のGOサインが出ると鋭く反応。馬群から一気に抜け出し、一完歩ごとに後続を突き放した。終わってみれば9馬身半差の圧勝。他馬を完全に子供扱いにした。

デビュー2連勝としたベッドタイムストーリーは名門オブライエン厩舎の管理馬。父に欧州の歴史的怪物フランケル、母に2015、16年のG1ナンソープステークスを連覇したメッカズエンジェルを持つ良血馬。出世レースとしてしられるチェシャムステークスを制し、今後に期待が膨らむ。

THE ANSWER編集部

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