「天狗の台所Season2」制作決定! 美しき天狗の末裔たち、駒木根葵汰、塩野瑛久、越山敬達が再び集結

BS-TBSでは10月より、火曜ドラマ9「天狗の台所Season2」(火曜午後9:00)を放送することが明らかになった。昨年放送され、好評を博したSeason1に続き、早くも続編が登場。今回も天狗の末裔たちが織り成す丁寧な暮らしを、壮観な風景と香り立つ料理と共に美しい映像で描く。

「天狗の台所」は、月刊漫画誌「アフタヌーン」(講談社)で2021年から連載されている田中相氏による同名コミックが原作の、ハートフルなファンタジードラマ。米・ニューヨーク育ちの少年・飯綱オン(越山敬達)は、自分が天狗(てんぐ)の末裔(まつえい)だと知らされ、天狗のしきたりにより、14歳の1年間、日本で暮らす兄・飯綱基(駒木根葵汰)と隠遁(いんとん)生活を送ることに。そんな青年たちが、自然と共生し四季折々の食材を料理しながら、心を通わせていく姿を描く。

Season2では、新たな出会いも生まれる。15歳になったオンが、都会育ちの14歳の少年と出会い、夏祭りのために京都からやって来る基の親友・愛宕有意(塩野瑛久)の兄・慈雨と再会。さらに、作物を自給自足する中で訪れる自然の脅威など…。原作者監修の元、オリジナル要素も多分に含む“天狗の末裔”たちによる、ひと夏の物語が描かれる。

そんな中、オンが一乃に無断でクレジットカードを使って里へとやって来たことが判明。さらにカードも止められてしまう。基はオンに、NYへ帰るためのチケット代を一緒に貯める事を提案。定期的に庵を訪れる有意と共に再び3人の生活が動き出す。

前作に引き続き主演を務める駒木根は、「皆さま、お久しぶりです。『天狗の台所』が一年ぶりに帰ってきます。あの美しい世界に再び戻っていけること、基をもう一度演じることが出来る喜びをしっかりとかみ締めながら撮影したいと思います」と喜び、「さらに研ぎ澄まされた作品にチーム全員で作り上げていきます。放送まで楽しみにしていてください」と意欲を見せている。

2024年度大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合ほか)の一条天皇役で注目を集めている塩野は「間違いなく皆さまの反響のおかげで決定されたSeason2。また、天狗の末裔たちが大自然に帰ってきます。原作の田中相先生にも大感謝です。気になるところを挙げるとすれば『(越山)敬達が、だいぶ成長しちゃっているんじゃない?』です」と心配するが、「きっとまた顔を合わせたら、3人と1匹の自然な空気感が、台所で奏でられる音色と共に帰ってくるはず。変わらず、穏やかで心にゆっくりとにじむような作品にできたらと思います」と心境を吐露する。

前作でオンを等身大で演じた越山も、Season2決定を喜び、「まさか、自分が出演している作品で、Season2のお話をいただけるとは思ってもいなかったので、お話をいただいた時、すごくビックリしてうれしかったです!」と、無邪気な笑顔を見せる。続けて「撮影はこれからですが、共演者の皆さんや現場の皆さんに再会できることが、今からとても楽しみです。オンと共に少しでも成長した姿を見せられるよう、虫に負けず(笑)、この夏も目いっぱい撮影を楽しんで頑張りたいと思っています」とアピールしている。

また、原作の田中氏は「TVドラマ二期! 皆さまにお引き立ていただきましてこんなに早く続編が実現しました。ありがとうございます。漫画とドラマは異なる展開を見せますが、脚本の初期段階から関わらせていただいており、どちらの「天狗の台所」もお楽しみいただければうれしいです。私も全力で応援しています。わーい!」とメッセージを寄せている。

© 株式会社東京ニュース通信社