「オシロイバナ」好きな人に渡すと嫌われるかも?花言葉に隠された意味&混ざる花の色の不思議とは?

梅雨入りをした6月中頃に、「オシロイバナ」が雨上がりに美しく開花していましたよ。観察をすると、2か所位で、同じ株から2色が混じったお花が沢山ありました。調べてみたら、面白かったので、皆様にもまとめてご紹介させていただきますね。

■この植物は「オシロイバナ(白粉花・白粧花)」。別名は「オシロイソウ(白粉草)」「ユウゲショウ(夕化粧)」 など。

オシロイバナは南アメリカ原産のオシロイバナ科オシロイバナ属の多年草で、黒い果実を割ると白い粉が出ることが名前の由来です。

■オシロイバナは、夕方4時頃から咲き始めるため、英名では「フォア・オクロック」と呼ばれます。

オシロイバナは、夕方に咲いて翌朝にはしぼむ「一日花」で、その儚さが特徴です。オシロイバナの英名「フォア・オクロック」は夕方4時頃に咲き始めることに由来します。

■私は、この花姿が素敵だと思いましたよ!

一つの花に様々な色が混ざることが多いオシロイバナですが、このオシロイバナはレモンイエローとマゼンダっぽいピンクが半分ずつ混在していますよ♪

とても不思議ですよね!!!

オシロイバナの英名も不思議なオシロイバナにぴったりな意味合いの「ペルーの不思議」です。

■オシロイバナは7~9月(10月)頃が開花時期といわれていますが、撮影時期は6月の第3週です。

■花びらに見える部分は実は、「萼」です。

赤、ピンク、白、黄色の単色の他に、絞り咲きや染め分けもあります。

美しく見えるものと、そんなに美しく見えないものもありますよ。

■オシロイバナの花言葉は「臆病」「内気」「私は恋を疑う」「恋を疑う」。

オシロイバナは人目を避けるように夕方に咲き、翌朝しおれるため、「臆病」や「内気」といった花言葉の由来となっています。
「恋を疑う」の由来は、同じ茎から赤色や黄色、白色など異なる色の花が咲くことが、他の異性に目移りすることに例えられたからです。
同じ株から異なる色の花が咲くことに由来して、「私は恋を疑う」という花言葉もあります。

このように、花の色が変わる様子がネガティブなイメージを持つ原因となってしまったようです。

好きな人に渡すには、オシロイバナはあまり適していないかもしれませんね。

■花姿が違うものが色々あるのは、観察するのが、とても楽しいですね~♪

野良猫や交配させたメダカ、あさりなども、それぞれ異なる模様を持っていて、不思議な魅力がありますね。同じように、オシロイバナの花の色の変化も興味深いものです。自然の多様性と神秘を感じますよね~!

夕暮れ時の道端で散歩などする際には、ぜひ「オシロイバナ」を観察してみてください。花色の混じった変わったオシロイバナを発見できると、きっと、童心に戻った気持ちになれますよ。あなたのお気に入りの『変わり種花姿』はどれでしょうか?

こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように・・・最後まで読んでくださりありがとうございます。

暮らしニスタ/ハッピー(小寺 洋子)さん

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