イートアンドグループの海外事業を担うイートアンドインターナショナルは6月21日、中国広東省広州地区に「大阪王将 広州石牌橋店」をオープンした。
＜大阪王将 広州石牌橋店＞
中国で外食ブランドを展開する袁記食品集団と美味投資有限公司らとともに設立をした合弁会社による初の店舗となる。
リーズナブルな価格帯でスピーディーに提供する、ファストフード式店舗。「大阪王将」名物である焼きギョーザ、中華の一品料理はそのままに、鉄板料理などをそろえており、ガラス張りの厨房（ちゅうぼう）は、ダイナミックに調理をしている様子を店外からも楽しめる設計を採用した。
＜日式鉄板ファストフード目指す＞
体験型の「うまい・安い・早い！日式鉄板ファストフード」スタイル確立を目指す。
袁記食品集団は、創業12年で中国に4000店舗以上展開している外食企業。ギョーザ・ワンタン・麺類を主としており、イートアンドとの合弁会社では「大阪王将」名物である焼きギョーザと、両社の得意分野を生かしながら、現地ニーズにあったメニュー、サービスを提供していくという。
今後、広東省では、袁記社同様、まずは広州地区へ直営店をオープンし、基盤構築を進める。広州地区は古くから美食の街と言われ、中国の食のルーツとも言われている。広州地区をはじめ深セン地区などの主要都市で初年度は4店舗、3年間で60店舗を計画している。
また、現在、イートアンドでは、中国国内の大手日系スーパー各社で、日式焼ギョーザを冷凍ギョーザとして導入。中国国内での店舗拡大は、外食と冷凍食品の両軸で、ブランド認知の拡大を図る。
■大阪王将 広州石牌橋店
所在地：広州市天河区天河南街道天河路238号236広场一层101号铺
店舗規模：約59.17m2
客席数：25席
営業時間：11時～25時
取り扱いメニュー：ギョーザ、鉄板料理、ラーメン、丼もの、ビール他
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