終了間際の痛恨被弾で敗退…スコットランド代表主将ロバートソン「申し訳ない」

スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソン(リヴァプール/イングランド)が、EURO2024敗退が決定した心境を明かした。23日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

EURO2024・グループA第3節が23日に行われ、3位スコットランド代表は4位ハンガリー代表と対戦。3位でのグループ突破の可能性も残すなか、90+10分にケヴィン・チョボットに劇的な決勝点を許し、0-1で敗戦。この結果、スコットランドはグループ最下位となり、敗退が決定した。

なお、データサイト『OPTA』によると、スコットランドはEURO2024のグループステージ3試合を通してシュート数は17本にとどまり、これは1980年にグループステージが導入され以来、EURO2016の北アイルランド代表と並んで、史上最少記録になったという。

スコットランドの主将を務めるロバートソンは試合後、「正直に言うと、特に言えることはない。全力を尽くしたんだ」と落胆していることを明かしながら、次のように続けた。

「この試合に勝たなければならないことはわかっていたけど、相手はカウンター攻撃で攻めてきた。どちらに転んでもおかしくなかったけど、それがサッカーだ。こういうものであり、この試合を乗り越えるのには長い時間がかかるだろう」

「前半はボールを長く保持していたけど、何もできなかった。切り口を見つけてもう少し攻める必要があったと思う。攻めたけど、不意打ちをくらった。現実的に引き分けは十分ではなかった。これから長い時間をかけてこの試合を乗り越えなければならない。厳しい試合で、散々なものだ。選手全員が本当にがっかりしている。サポーターの皆には感謝をしている。皆を失望させる結果になってしまって申し訳ない」

【ハイライト動画】スコットランド代表vsハンガリー代表

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