保護猫『フィービー』 りんごちゃんが譲渡会に参加させるべく課題克服に挑むも普段は見せない反応に「うそ…」とあ然

6月22日放送の『嗚呼!!みんなの動物園』に、ものまねタレント・りんごちゃんが出演。『保護猫預かりボランティア生活』で生活を共にしている保護猫『フィービー』の譲渡会参加に向けた準備に、苦戦する場面があった。

預かり生活開始からまもなく2か月。順調に人なれも進み、すっかりりんごちゃんと仲良くなったフィービー。この日はりんごちゃんの自宅へ保護施設・猫の森の北村さんが訪問し、フィービーの様子をチェックした。突然の来客にもおびえることなく、りんごちゃんの膝の上に乗りくつろぐフィービーに、りんごちゃんは「なじみすぎ~」とリアクション。こうした様子を見た北村さんは、りんごちゃんに「譲渡会のことを考えてもらってもいいかな」と提案した。

突然の来客にもおびえず、りんごちゃんのすぐ隣でくつろぐフィービー

譲渡会に向けた準備を始めることとなった、りんごちゃんとフィービー。はじめに、移動するために使わなければならないキャリーケースに、フィービーを慣れさせるミッションに挑んだ。北村さんによれば、過去の経験などからキャリーを嫌がる猫も多いのだそうで、フィービーもキャリーを見るなり思わず逃げ出してしまう。普段リラックスした様子を見せていただけに、りんごちゃんは「うそ…」と驚きを隠せなかった。

部屋のすみに逃げ込んだフィービーに、りんごちゃんは「そんなにそれだけ…(警戒している)」と言葉を漏らし、フィービーを安心させるためにご飯の準備にとりかかることに。普段であれば、りんごちゃんがご飯だと呼びかけるだけで、鳴いて催促するフィービーだったが、この日はりんごちゃんが「フィー、ゴハンですか?」と声をかけても反応がなかった。

りんごちゃんといるときはいつもリラックスしているフィービーだったが…

「え?ウソでしょ…?」とその反応に驚きながらも、りんごちゃんは諦めることなく何度も声をかけ続け、ようやく姿をあらわしたフィービー。それでもキャリーが置いてあった場所を警戒する姿勢は崩さなかった。りんごちゃんは「緊張してるな…なんかそわそわしてますね。(普段なら)すぐ食べるのに。もう、私の手を食べるんじゃないかくらいで」と、普段との違いを心配していた。

優しくフィービーを見守り続けることで、なんとか落ち着きを取り戻させたりんごちゃん。その後は、北村さんのアドバイスを受けながら爪切りも成功させた。抱っこも難なくこなしたが、キャリーケースだけはどうしても苦手な様子。りんごちゃんは、フィービーがキャリーケースに徐々に慣れていけるよう部屋の隅に設置し、まずはキャリーの下半分だけを置いたり、それに慣れたら上半分をつけたりと、フィービーの警戒心を解くよう工夫を凝らしていた。

こうして刻一刻と近づく譲渡会。番組の中でりんごちゃんは「寂しいけど、とってもいい子なので、愛されると思います。きっと新しい家族にも愛される子になると思います」と目に涙を?浮かべながら、ともに過ごした約2か月の思い出を振り返った。

譲渡会へ向けて新たな課題が見つかったフィービー

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写真提供:(C)日テレ

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