土壇場失点で首位通過逃すも…スイス主将ジャカは手応えを口に「非常に良いプレーをした」

スイス代表MFグラニト・ジャカ(レヴァークーゼン/ドイツ)が、ドイツ代表との一戦を振り返った。23日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』が伝えている。

EURO2024・グループA第3節が現地時間23日に行われ、ここまで1勝1分のスイスは既に決勝トーナメント進出を決めているドイツと対戦した。28分に前線でボールを奪うと、レモ・フロイラーの折り返しにダン・エンドイェが合わせて先制に成功。その後は堅実な守備で反撃を凌いでいたものの、90+2分に同点ゴールを献上し、最終的には1-1のドローに終わった。この結果、スイスは2位での決勝トーナメント進出を確定させている。

開催国ドイツと互角の戦いを見せ、3大会連続の決勝トーナメント進出を決めたスイス。UEFA選出のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された主将ジャカは「試合終了間際の失点は非常に残念なことだ。しかし、全般的に見て我々は素晴らしい個性を発揮し、ボールを保持しながら非常に良いプレーをしていたと思う。勝ち点『1』には満足しているよ」と前置きしつつ、試合内容やラウンド16以降の戦いについて次のように言及した。

「ドイツのクオリティーについては理解していたし、いつものようにボールを保持してプレーすることは必ずしも簡単ではなかった。でも、ボールを保持していない時にも競争力があったと思う。高い位置からプレスをかけ、ほとんどの時間で良いプレーができたよ。最初のステップは完了した。次のラウンドと次の対戦相手を楽しみにしている。この試合後、みんなが僕たちやスイスをもう少しリスペクトしてくれることを願っているよ」

今大会のダークホースに推す声も挙がっているスイス。決勝トーナメントの戦いにも注目が集まる。

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