中国から贈呈されたトキ“友友”と“洋洋”来日25周年 新潟・佐渡市で記念式典「トキへの愛情感じた」

トキの野生復帰に重要な役割を果たした「友友」と「洋洋」が日本に贈呈されて25年となるのを記念し、23日に佐渡市で式典が行われました。

佐渡市で子どもたちの歓迎を受けたのは、駐日中国大使館などの関係者です。

1999年に中国から譲り受けたトキ、オスのヨウヨウとメスのヤンヤンは、その年、日本初の人工ふ化に成功。その後も、繁殖は順調に進みました。

トキの野生復帰に大きく貢献した2羽の来日25周年を記念した式典では、去年死んだ「洋洋」の剥製が披露されたほか、佐渡市の行谷小学校の児童がトキについて解説しました。

【駐新潟中国総領事 崔為磊総領事】
「子どもたちがトキを紹介している所を見て佐渡の子どもたのトキへの愛情が本当にたっぷり感じられた」

式典の参加者はトキを通じて日中の交流や環境保護の大切さに改めて思いを馳せていました。

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