Soradynamics、国産の小型空撮用ドローン「Hayate2」発表。第二種型式認証取得を目指す

インフラの点検、災害現場の調査、測量などでドローンの使用は一般化しており、その市場は今後も拡大が見込まれている。しかし、国内では中国製のドローンが市場の多くを占有しており、セキュリティ面の懸念がぬぐえない状況だという。また、米国でも中国製ドローンの使用に規制がかかる見通しもある中、日本でも性能、品質の高い国産ドローンが求められている。

Hayate 2は、高性能な機能を取り入れた小型の国産産業用ドローンだ。機体重量は1.35kg で、40分の飛行できる。製品ラインアップは、広角+望遠の2タイプのカメラを搭載したHayate 2と、広角+望遠+赤外線の3タイプを搭載したHayate 2+の2種類となる。

両機種とも、8Kカメラで、最大160倍ズームの機能がある。オプションで、RTK、パラシュート、4G/5G モジュール、スピーカー、サーチライト、ドローンポート も予定。

レベル3対応で、重量4kg以下のカテゴリーでは日本で初となる、第二種型式認証を年内に取得を目指しており、2025年1月からのデリバリー開始を予定している。

Hayate 2の概要

※5.7GHz は、無線局の開局をしたユーザーのみ選択が可能。

▶︎Soradynamics

© 株式会社プロニュース