咲き誇るハナショウブ〈宮城・栗原市〉

宮城県栗原市の公園ではハナショウブが咲き誇り、22万株の花が訪れた人を楽しませています。

栗原市にある「一迫山王史跡公園あやめ園」です。およそ1万3000平方メートルの園内には、「アヤメ」や「ハナショウブ」など、およそ300種類、22万株が植えられています。

こちらの「あやめ園」は40年ほど前に地元の人たちが数百株のハナショウブを植えたのが始まりで、毎年、手入れをしながらその数や品種を少しずつ増やしてきたそうです。

今は遅咲きの「ハナショウブ」が見頃に…。紫や白、黄など色とりどりの花が、梅雨空に鮮やかな彩りを添えています。

あやめ園の関係者によりますと、今年は春先から天候に恵まれたため、例年より5日ほど早い6月上旬から咲き始めたということです。訪れた人たちは園内を散策したり、お気に入りの花の写真を撮ったりして楽しんでいました。

訪れた人
「梅雨の季節だけどこういうところで、そよ風も吹いて、心が軽く晴れ晴れとしてきて、気持ちいい」

あやめ園によりますと、花は6月いっぱい楽しめるということです。

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