サッカー青森山田高、試合終了間際にドロー持ち込む 高円宮杯プレミア 前橋育英高と1-1

【青森山田-前橋育英】後半途中からピッチに立ち、ドリブル突破から同点につながるPKを獲得した青森山田のMF三浦(右)=青森市の同校グラウンド

 サッカー高校世代日本一を争う高円宮杯U-18プレミアリーグは23日、第9節8試合を行った。東地区7位の青森山田は同校グラウンドで9位の前橋育英高(群馬)と対戦。試合終了間際に追いつき、1-1で引き分けた。順位は7位のまま。通算成績は3勝3分け3敗の勝ち点12。

 青森山田は序盤、前線からの素早いプレスと球際の強さで押し込み、MF谷川やFW大沢らがゴールを脅かした。だが、得点を奪えずにいると、ボールを保持しながら攻撃を仕掛ける相手に徐々に流れが傾き、43分、コーナーキックから先制を許した。

 0-1で折り返した後半は思うように好機をつくれないまま迎えたアディショナルタイム4分。DF小沼が投じたロングスローを起点に、左サイドからドリブルでペナルティーエリア内に侵入したMF三浦(十和田市出身)が相手に倒されPKを獲得。キッカーのMF山口が落ち着いて決め、土壇場で同点に追いついた。

 青森山田の次戦は30日、敵地で首位川崎ユースと対戦する。

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