地元企業知って! 「”逆”合同面接」イベントで新居浜高専生に魅力アピール

自己紹介シートを基に地元企業の採用担当者(左)と面談する新居浜高専の学生

 地元にはどんな会社がある? 自分の強みは何? 愛媛県の新居浜工業高等専門学校の学生を対象としたキャリア教育イベント「リアル・スカウト」が22日、新居浜市新田町1丁目のワクリエ新居浜であった。学生が構えるブースを企業関係者が回って面談するユニークな「逆合同面接」スタイルで行われた。

 2026年春の新卒採用を見据え、同市の採用コンサルタント会社「ミライト」が初めて企画。白川剛朗社長(50)によると、高専生は約6割が県外に就職し、四国中央市、新居浜市、西条市の東予東部圏域を選択するのは1~2割ほど。学生が地元企業を知る機会が少なく、企業側も求人票の他にアピールする機会がほとんどないという。

© 株式会社愛媛新聞社