3試合ぶりの勝利なるか サッカーJ2徳島ヴォルティスはホームで水戸ホーリーホックと対戦【徳島】

6月23日、サッカーJ2、徳島ヴォルティスは、ホーム鳴門で水戸ホーリーホックと対戦しました。

リーグここ5試合の成績が1勝1分3敗で15位と、波に乗り切れないヴォルティス。

17位の水戸との対戦では、是非とも勝利がほしいところです。

両チーム決め手がないまま試合は進み、後半も0対0の状況が続くと、ヴォルティスはフォワードの坪井清志郎を11試合ぶりに投入します。

すると、引き分けが見えてきた後半39分、コーナーキックからでした。

(実況)

「浮かして坪井、ようやく決めた坪井、今シーズン初ゴール」

長らく出場機会がなかった坪井、監督との居残りシュート練習の成果が出ました。

(徳島ヴォルティス 坪井清志郎選手(24))

「出られてない中でも周りのみなさんが助けてくれて、自分の成長につながっている」

坪井のゴールで、ヴォルティスが先制します。

(実況)

「スアレス、ファインセーブ。最後はスアレスのファインセーブがあって試合終了。徳島勝ちました」

1対0で辛くも勝ったヴォルティスは、3試合ぶりの勝利で連敗もストップです。

(徳島ヴォルティス 坪井清志郎選手(24))

「こういったチャンスをものにできたっていうのはすごい自信になるので、またこれを続けてチームの勝利に貢献したい。次の試合もホームなので、昇格できる位置にみんなで持っていきたい」

(徳島ヴォルティス 増田功作監督(48))

「泥臭くても良いので、きょうは勝ち点3を掴もうと話して、最後の最後にスアレス選手のビッグセーブはあるし、(坪井)清志郎も腐らず毎日毎日シュート練習したりやっている結果が出たと思う。きょうはみんなが掴んだ勝ち点3なので、選手たちほめてあげたい」

順位表です。

ヴォルティスはこの勝利で一気に4つ順位を上げて、11位となりました。

ただ、勝ち点わずか「4」の間に、11位から降格圏の18位までがひしめき合っていますので、まだまだ気の抜けない状況が続きます。

ヴォルティスは次節もホームでの試合となり、29日に現在2位の強敵Vファーレン長崎と対戦します。

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