富士山「黒い幕」破られる 縦に10数センチ 丈夫な素材に張り替えへ 山梨・富士河口湖町

富士河口湖町で富士山の目隠しとして設置された黒い幕が、10数センチにわたり破られているのが見つかりました。

外国人観光客による相次ぐマナー違反を受け、 町は5月21日、河口湖駅近くのコンビニエンスストアの前に富士山を隠す「黒い幕」を設置しました。

町によりますと、6月22日朝、幕の前を通りかかった職員が10数センチほど縦に破れている箇所を見つけ、ナイロン製の糸で修理しました。

しかし、24日朝、同じ部分が再び破れているのが見つかったということです。

幕は農業用に使われるネット状のもので、自然に破れることは考えにくいことから、町は何者かによって破られたとみています。

町はあらためて破れた箇所を修理しましたが、今後、より丈夫な素材の幕に張り替える方針です。

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