安田祐香の「強風下における技ありショット」が5月プレー・オブ・ザ・マンスに決定「受賞したいと思っていた」

 安田祐香

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は24日、5月の「PLAY OF THE MONTH」に安田祐香の強風下における技ありショット(ブリヂストン・レディース初日、17番パー3での第1打)が選ばれたと発表した。

 夕暮れのホールで、安田が放ったショットは強いフォローの風に乗ってグリーンのピン手前にオン。そのまま転がって、178ヤード先のカップ手前30センチほどにつくスーパーショットになった。

 「受賞したいと思っていたので、そのためにいいプレーをしたいと思っていたのでうれしい」と安田。当日は「今年イチの風が吹いていて、その中でいいプレーをしていた」といい「最後の方は少しでも打数を少なく上がれるように頑張っていた。結構いい感じで打てて風にも乗って、30センチくらいについたので、自分でも上出来かなと思う」と振り返った。

 「左フォローで、グリーンも結構転がる。風に乗せて、奥のピンに転がっていけばいいなという感じで打ち出した」といい「ピンの左方向からしっかり思い通りに打てたショット」と狙い通りのショットだったと明かした。

 強風下では「割と風に乗せる感じで打つ。(風と)戦わせるというよりは、そのときの雰囲気に合わせて打つといういう感じ」が多いという。「トップ10がブリヂストンしかなかったので、もうちょっと上位で争えるように頑張りたい」と話したが、くしくもこの日、月曜決戦となったアース・モンダミン・カップの最終日に伸ばし、首位と3打差の2位。近い将来のツアー初優勝を期待させる結果に、SNSでも「わーい安田プロ!単独2位立派ですね~次は、優勝しましょう」「祐香ちゃん今回も初優勝惜しかったですが、ファンは皆楽しみにしてますよ。受賞おめでとうございます」「やっと受賞やりました!!おめでとうございます!!」「祐香頑張れぇ~」などと祝福と激励の声が相次いだ。

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