『風水』をインテリアデザインの参考にする人は多い
昔から、特定の方角や部屋の配置が運気に影響を与えるとされてきました。最近ではインターネットを通じて風水に関する情報が容易に得られるため、インテリア設計の参考にしている人が増えています。
そもそも風水とは何？
風水は多くの人に占いの一種と見られがちですが、実際には環境学の一分野です。風水は運気を直接上げるものではなく、家の環境を整えることで快適な生活が送れるよう導くインテリアの手引きと考えることができます。
どこに何を配置し、どのような環境を整えるかを学び、実践することで、すべてのことがスムーズに進むようになり、それが「運気が上がる」と表現されるのです。
家の中で絶対にやってはいけないNG風水7選
風水は占いではなく、生活を向上させるためのマニュアルです。この記事では、家の中で行うべきではないNG風水を紹介し、快適な生活環境を作る方法をお伝えします。
1.使っていない部屋を作る
風水では、使っていない空き部屋があると運気を悪くするとされています。使われていない部屋には良い気が流れ込まず、負のエネルギーが溜まりやすくなるためです。空き部屋はしばしば閉ざされがちで、人の出入りが少なく、掃除や換気が行き届かないことが多いです。その結果、ほこりやカビが生じ、部屋の環境を悪化させてしまいます。
2.表札を掲げない
防犯のために表札を掲げない家庭も増えていますが、風水では表札を掲げないことが運気を下げる行為とされています。
表札がないために配達物が届かなかったり、トラブルが発生しやすくなります。表札は住んでいる人を示す重要なアイテムで、それによって住む側も訪れる側も安心して訪れることができます。可能な限り、表札を設置して、安心できる住環境を保つことが推奨されます。
3.玄関付近に段ボールや新聞紙を積み重ねて放置
多くの家庭で見られるのが、使用済みの段ボールや新聞紙を玄関に積み上げておくことです。ゴミの日に捨てやすくするための配慮からですが、風水的には避けるべき行為です。
関付近にこれらを置くことで、良い気を阻害し、悪い気を招き入れるとされています。段ボールや新聞紙が散乱することにより、玄関の空間が狭まり、乱雑な印象を与えます。
玄関は家の顔とも言える重要な場所で、不要なものを放置することは、家全体の印象を損ないます。隠すか、適切に収納することが推奨されます。
4.玄関におもちゃやスポーツ用品を置く
特に子どもがいる家庭では、玄関におもちゃやスポーツ用品を置いておくことが一般的です。これは外で使用するものをすぐに取り出せるようにという理由からですが、風水ではこの習慣を避けるべきとされています。
玄関に物を置くことで空間が狭くなり、窮屈な印象を与えるためです。また、これが家全体の印象を低下させ、玄関の機能性も損なわれます。風水的に良くない影響を与えると考えられるため、可能な限り収納ボックスを使用するか、別の保管場所を見つけることが望ましいです。
5.冷蔵庫の上や左右に家電製品を置く
冷蔵庫の周囲に他の家電製品を配置するのは、風水では金運を低下させると言われています。家電が密集することで気の流れが悪くなり、それが運気を下げる原因となるとされています。
冷蔵庫の上や隣に家電を置くことで、その性能に影響を与え、故障のリスクを高めることもあります。特に冷蔵庫は高価な家電なので、故障すると大きな経済的負担につながります。金運だけでなく、家の機能的な側面からも、周囲を空けて設置することが推奨されます。
6.寝室に姿見鏡を置く
多くの人が寝室に姿見鏡をを設置していますが、自身の寝姿が映る位置に鏡を置くことは、風水で推奨されていません。
夜中に目を覚ました時に自分の姿を見て驚いたり、気が散ることが多いからです。寝室での鏡は、睡眠の質を下げ、十分な休息を妨げるとされています。適切な休息が得られないと、疲労回復が難しくなるため、寝室に姿見鏡を置く習慣は避けた方が良いでしょう。
7.トイレの蓋を開けっ放しにする
トイレの蓋を開けっ放しにする人は多いですが、これは風水では大きなタブーです。蓋を開けておくことで金運が逃げるとされ、またトイレ内の湿気が増え、カビや臭いの原因にもなります。
さらに、水を流す際に汚水が飛び散り、トイレを不衛生にしてしまいます。トイレの蓋は使用後必ず閉めることで、より清潔で運気の良い環境を維持することができます。
風水を意識して快適で洗練された生活を送ろう！
今回は、家の中で絶対に避けるべきNG風水をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
風水は占いとは異なり、居住環境を整え、運気を向上させるための実用的な学問です。インテリアや生活の質を向上させたい方は、今回のポイントを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
シンプルな変更で、日常がより快適に、そして運気が上がることを実感できるかもしれません。風水を活用して、毎日をもっと豊かに過ごしましょう。
