神戸市が26年前のタイムカプセル公開へ 当時の「市民の夢」眠ったままの理由は…?

神戸市が、26年前に市民から募集したタイムカプセルのメッセージを個人情報を伏せた上で公表することになりました。

26年前に市民や観光客から寄せられたメッセージ。

直径7センチほどのカプセルには「いつか神戸に住みたい」や「きれいで住み良い街になってほしい」など未来の神戸に対する夢や希望など、2000個の思いが記されています。

このメッセージは神戸市が、1998年「神戸ファッション都市宣言」の25周年を記念して募集したもので25年後の去年、公表する予定になっていました。

しかし、タイムカプセルが保管されていた神戸市東灘区のファッション美術館では、メッセージに、名前や住所などの個人情報が記されているため、公表を見送り、ホームページなどで返却を呼び掛けてきました。

事態が動いたのは今月13日、久元市長が定例会見で個人情報を伏せてメッセージの内容を公表したいと述べました。

神戸市はメッセージの公表について、方法や場所が決まり次第実施したいとしています。

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