日中平和友好条約締結45周年を記念し、松山市堀之内の愛媛県美術館で開催中の巡回展「世界遺産大シルクロード展」(実行委員会主催、9月1日まで)の内覧会が24日にあった。日本の国宝に当たる中国の「一級文物」44点を含む宝飾品や書物、壁画約200点が並び、来場者は東西交流が生んだ多彩な文化に思いをはせた。
2014年に「シルクロード:長安―天山回廊の交易路網」がユネスコ世界遺産認定されてから中国国外で初めて開催される大規模展で、「民族往来の舞台」「東西文明の融合」「仏教東漸の遥かな旅」の3章で構成する。