鉄人・小祝さくら、連続出場228試合でストップ決断 理由は「すぐに移動しても…」 全英出場へ

アース・モンダミンカップで優勝した小祝さくら【写真:Getty Images】

アース・モンダミンカップ最終日

女子ゴルフ国内ツアーのアース・モンダミンカップ最終日が24日、千葉・カメリアヒルズCC(6688ヤード、パー72)で開催された。降雨によるコースコンディション不良のため、今大会では4年ぶりに「月曜最終ラウンド(R)」を実施。2位と6打差の首位で出た小祝さくら(ニトリ)が、3バーディー、2ボギーの71で回って通算16アンダーとし、今季2勝目、通算11勝目を飾った。会見では、8月の全英女子オープン出場とその前週のCATレディース欠場を明言。小祝が国内ツアー本格参戦の2018年から継続していた連続試合出場は、228試合でストップする見込みになった。

小祝は優勝会見で今後のスケジュールを問われ、出場権獲得が見込まれる海外メジャーについての予定を明かした。

「全英女子オープンには出ますが、エビアン選手権には出ません。理由は『なんとなく』ですが、両方に出るとスケジュールがハードになるので……。全英を選んだのは、イギリスに行くのが初めてですし、レトロでおしゃれな家の雰囲気を楽しみたいです。あと、セントアンドリュースでプレーしたいのもあります」

ただ、その上で大きな決断もしていた。

「CATレディースは休もうと思います。終わってすぐに移動しても、プロアマ大会があって練習ラウンドができなくなるようなので」

全英女子オープン前週に開催されるCATレディースを欠場となると、日米通じての連続出場(CAT前週までの全試合に出場すると仮定)は、228試合でストップすることになる。常日頃から「休もうという考えはないです」「試合があるから出るという感じです」と話してきてきた鉄人にとって、致し方なくの欠場。それも、初めての全英女子オープン、会場となるゴルフの聖地・セントアンドリュースで結果を残すためだ。

THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida

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