震災の経験生かしウクライナ支援を 斎藤知事に提言書「沢山のウクライナの方にとって心の支えになる」

兵庫県で検討されていた、阪神淡路大震災の経験などを活かしたウクライナ支援について、提言書が知事に渡されました。

斎藤知事に渡された提言書では、手足を失った人の義肢装具のリハビリ訓練や、負傷者のこころのケアを行う人材の育成を、早期に支援することが盛り込まれました。

兵庫県では、去年3月、ウクライナを支援するための検討会を設置し、阪神淡路大震災で被害を受けた、長田区の視察などを行なっていて、提言書には、復興の経験から長期的な支援についても盛り込まれました。

【関西看護医療大学 花村カテリーナ・助教】「誰も助けてくれないんじゃないかと、絶望、孤独を感じた方がたくさんいる。沢山のウクライナの方にとって心の支えになる」

9月には、県立の医療機関に、ウクライナから視察団が訪れる予定です。

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