愛媛県松山市で24日、えひめ「地産地食」中国料理コンクールの決勝戦が開かれ、県内の中国料理店のシェフらが腕を競いました。
このコンクールは日本中国料理協会愛媛県支部が開いていて今年で5回目。今回の食材のテーマは「愛媛県はだか麦」です。愛媛県は37年連続で生産量日本一。しかし県内での認知度は低く、シェフのアイデアで食材としての魅力のアピールを目指します。
決勝戦では60人の応募の中から書類審査を通過した5人のシェフが調理。協会の役員や専門学校の講師らが「味や食感」「通常メニューに向いているか」「独創性があるか」などの項目で審査にあたりました。
この結果、松山市の「雁飯店中国割烹大岩」の坪内譲治さんが作った「裸麦刀削麺、甘とろ豚スペアリブ麻辣裸麦あんかけ麺」が金賞に輝きました。はだか麦で作った生地から麺を削り出し甘とろ豚のスペアリブとピリ辛のあんをかけた一品で、坪内さんは「麺の太さによって違う食感を楽しんでほしい」と話していました。
協会によりますと5人のメニューは「いずれも甲乙つけがたいおいしさ」だったものの、「日本人になじみがある麺を使ったところが一般にもうける」と高く評価されました。
協会は「今回考案した料理を各店でぜひメニューに加え、はだか麦の認知向上につなげてほしい」と期待しています。
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