幻想的な源平ホタルの光楽しんで 奥州・藤原の郷で観賞会

園内の水路で美しい光を放つホタル(25秒露光)

 岩手県奥州市江刺岩谷堂の歴史公園えさし藤原の郷(さと)は7月7日までの金土日曜の夜、源平ホタル観賞会を開いている。来場者は、平安時代のムード漂う園内で幻想的な光跡を楽しんでいる。

 初日の21日は約170人が来場。ゲンジボタル、ヘイケボタルが水路などで放つ光に見とれた。紫波町日詰から家族4人で訪れた菅原颯仁(はやと)ちゃん(5)は「いっぱい見えてきれいだった。ホタルが手にとまって一緒にお散歩した」とうれしそうだった。

 今後は28~30日、7月5~7日に開催。午後7時半~同8時に受け付け、ガイダンスを経て同8時10分から観賞する。同9時終了。夜間特別入場料で高校生以上500円、小中学生300円、未就学児無料。雨天や強風、ホタルが確認できない場合は中止し、当日午後5時にホームページなどで知らせる。

 開催日はレストランも同5~8時(ラストオーダー同7時半)に特別営業する。問い合わせは藤原の郷(0197.35.7791)へ。

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