ディズニー映画の世界が息づく「ファンタジースプリングス」 “アナ雪”やラプンツェル、ピーター・パンの世界に迷い込む

6月6日にグランドオープンした東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」の魅力と楽しみ方を、高知さんさんテレビの石井愛子アナウンサーと入社1年目の新人・三木優花アナウンサーが取材しました。

ピーター・パンたちと冒険の旅へ

ファンタジースプリングスには、ディズニー映画の名作「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピ―ター・パン」を題材とした3つのエリアの他、パーク一体型のホテルがあり、物語に入り込んだかのような圧巻の世界が広がっています。

新テーマポートの玄関口「ファンタジースプリングス・エントリーウェイ」にある岩をよく見ると、ディズニーの人気キャラクターがかたどられていて、ピーター・パンの下にはティンカーベルの姿もあります。

まず2人が訪れたのは、「ピーターパンのネバーランド」。映画「ピーター・パン」に登場する海賊船「ジョリー・ロジャー号」には実際に乗り込むことができ、フック船長の席に座って写真も撮ることができます。

アトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」では、3Dゴーグルを着けて、ピーター・パンやティンカーベルとともに壮大な冒険の旅へ出発します。

妖精の谷「ピクシー・ホロウ」の入口をくぐると、大きな花などがあり、体が妖精サイズになった気分を体験できます。ここではティンカーベルが作った乗り物に乗って、妖精の谷の四季を巡るアトラクション「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」を楽しむことができます。

満開のひまわりが咲く夏や雪が積もる冬など、景色を堪能するだけでなく、ふわっと鼻を通る香りも楽しめます。

小腹が空いてきた2人が向かったのは、レストラン「ルックアウト・クックアウト」。冒険好きな子どもたち「ロストキッズ」が作った隠れ家でもあり、彼らのパジャマや落書きが店内に見られます。

そんな遊び心あふれる空間で食べられる料理の中でも注目なのが、チキンやバナナチップスなどが入った「ロストキッズスナックボックス」です。スナックボックスのチキンは、なんと紅茶味。

三木優花アナウンサー:
ほんのりレモンティーの味がします。レモンティーとお肉のスパイシーさが、ぎゅっとなってる感じ。後味がすごく爽やかです。

また、「ピクシーダストソーダ(キウイ)」は、大きな星を溶かすと「小さな星」が出現。見た目も楽しく、暑い季節にぴったりな爽快感あふれる一杯となっています。

最上級の宿泊体験ができるホテル

2人が「すごーい!ホテル!?」「アトラクションの一部かなと思うくらい、ファンタジースプリングスの世界観に溶け込んでいるね」と声を上げたのは、「ファンタジースプリングスホテル」。

東京ディズニーリゾートで最上級の宿泊体験ができる「グランドシャトー」と、植物などがモチーフの「ファンタジーシャトー」の2棟で構成されています。

ファンタジーシャトーの客室は、草花をモチーフにした上品な部屋になっていて、壁にはディズニー映画「バンビ」に出てくるキャラクターが描かれています。さらに、ラプンツェルの特別な空間に描かれた色とりどりの絵に乙女心がくすぐられます。

ファンタジーシャトーの客室は、1泊6万6000円からで大人4人まで泊まれます。また、最上級の宿泊体験ができるグランドシャトーは、1泊30万円からとなっています。

ご飯や待ち時間も楽しめる

続いては、2014年に公開され、記録的な大ヒットとなった映画「アナと雪の女王」の世界観を存分に味わうことができる「フローズンキングダム」へ。

エルサが作った氷の宮殿も映画さながら、アナとエルサが育ったアレンデール王国の街並みも再現されています。ちなみに、このエリアには隠れミッキーならぬ、隠れオラフがいるということです。

アレンデール城の中はレストランになっていて、食事を楽しむことができます。大広間の他に、映画に登場する絵画が飾られた部屋もあります。

注目のメニューは、前菜からデザートまで味わえる「アレンデールロイヤルセット」です。メインの「牛肉のパイ包み焼き」は、パイを崩して食べます。また、かわいらしいオラフが描かれているデザートは、見た目からも楽しめる一品です。

お腹を満たした2人は、アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」へ移動しました。アトラクションに乗るまでの待ち時間も楽しめるのが魅力です。

エルサのマントや、アナ雪のキャラクターが動き出す大きなオルゴールが飾られていたり、タイミングが合えば、お城の周りを散歩しているオラフを見ることができます。

アトラクションの感想を、石井アナウンサーは「一言で最高傑作!想像の上の上の、またさらに上をいくような。映画の中のキャラクターになったくらいの勢いだった」と語ります。

三木アナウンサーも、「満足感がすごくて、あのシーンだ!って思い返しながら乗ることができる」とアトラクションを堪能したようです。

世界初“あのシーン”を体験

最後に訪れたのは、「塔の上のラプンツェル」を舞台にした「ラプンツェルの森」。

エリアには、ラプンツェルが幼い頃から暮らしていた塔がそびえ立っています。窓を見ると、ラプンツェルが歌っている姿も。

黄色いアヒルの看板が目印のレストラン「スナグリーダックリング」は、映画の中でラプンツェルが夢を語り、荒くれ者たちと友達になった場所です。店内の壁には、荒くれ者たちの夢が叶った後の様子が描かれています。

ここで食べられるのが、大きなエビフライを挟んだ豪快なハンバーガー「フライドシュリンプバーガー」や、映画でラプンツェルが手にしていたフライパン型のお皿にのったスイーツ「スウィーツエバーアフター(レモン&ストロベリー)」など、物語の世界に浸りながら味わうことができます。

アトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」は、ディズニーテーマパーク世界初のアトラクションです。ボートが進むと、大泥棒フリン・ライダーやライダーを探す王国の馬・マキシマスの姿があります。そしてクライマックスには、有名な“あのシーン”を体験できます。

ファンタジースプリングスを堪能した2人は、「楽しみがまた一つまた一つ増えてくるような、無限の楽しさが詰まった場所」「何回も思い返したくなるくらい素敵な時間でした」と振り返りました。

エリア入場に必要なチケットは2枚

グランドオープンしたファンタジースプリングスの総投資額は約3200億円と、開発規模は東京ディズニーシー開業以来最大となっています。

エリアに入るには、ディズニーシーのパークチケットの他にエリア内のアトラクションの乗車チケットが必要ですのでご注意ください。無料もしくは、早くアトラクションに乗ることができる有料のチケットがありますが、いずれも先着順で発行数に限りがあります。
詳しくは、ディズニーリゾートの公式サイトをご確認ください。

(高知さんさんテレビ)

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