B1川崎が元NBA選手のアリゼ・ジョンソンを獲得…強さと巧さを兼ね備える米出身PF

B1リーグの川崎ブレイブサンダースは6月24日、新外国籍選手のアリゼ・ジョンソンと2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

アメリカ出身で現在28歳のジョンソンは、206センチ98キロのパワーフォワード。ミズーリ州立大学から2018年のNBAドラフト2巡目(全体50位)でインディアナ・ペイサーズから指名を受けると、ブルックリン・ネッツ、シカゴ・ブルズなど、NBAキャリア5シーズンの間に6チームでプレー。NBA通算では76試合に出場し、1試合平均2.5得点3.0リバウンド0.4アシストを挙げた実績を持つ。

昨シーズンはNBAでのプレー機会がなく、韓国(KBL)の釜山KCCイージスでプレー。53試合の出場で14.0得点(リーグ全体16位)、9.8リバウンド(同6位)の好成績をマークしていた。

クラブは「ボールプッシュをしてトランジションに持ち込むことを得意とし、ネノヘッドコーチが目指す早いペースのバスケットにマッチする選手です。高校時代はポイントガードとしてプレーした経験がありバスケットIQが高く、ボールハンドリングに優れており、起点となってプレーをクリエイトすることに優れています。また、今までのスタッツにも表れていますが、コンタクトしてのリバウンドにも期待しています」と、新戦力のジョンソンを紹介。

“ゼイ(Zay)”と呼ばれているというジョンソンは、今回の契約発表に際して、「川崎ブレイブサンダースの雰囲気については良いことしか耳にしていません! 来たるシーズン、選手としてこの勝利に向けた道のりに参加できることにとてもワクワクしています。私はチームの勝利のために全力を注ぐハードワーカーです。 日本の文化、そして日本という国でのあらゆる体験・経験を待ちきれないくらい楽しみにしています。また、ファンやチームメートの皆さんが、私を迎え入れて支えてくれると確信しています」と、クラブ公式サイトを通じてコメントした。

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