大谷翔平の大活躍で…明らかになったド軍との違い 米メディアが指摘したエ軍の損失

エンゼルス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷はエンゼルス2連戦で打率.500、2本塁打の活躍

ドジャース・大谷翔平投手は21日(日本時間22日)から行われたエンゼルスとの2連戦で6打数3安打の打率.500、2本塁打、4打点、3四球、OPS1.500と驚異の活躍を披露した。米メディア「ヤフー・スポーツ」のダニ・ジョセフ記者は「ショウヘイ・オオタニのドジャースでのすばらしい一夜は、エンゼルスが失ったものを思い出させるものであった」と綴った。

古巣に強烈なインパクトを与えた。21日(同22日)に飛距離455フィート(約138メートル)の特大22号を放つと、翌22日(同23日)はそれを上回る飛距離459フィート(約139.9メートル)、角度24度の一発。本拠地が大熱狂に包まれた。

同メディアは21日(同22日)の試合終了後、記事で「しかし、この対戦は近年とは大きく異なる」と綴り大谷に言及した。「ドジャースファンにとってもエンゼルスファンにとっても、エンゼルスがドジャースに延長10回で3-2で勝利した試合で見せたオオタニの活躍は、全く驚くことではなかっただろう」と語った。

大谷は試合後、「チームとしては長期を見据えてしっかり取り組んでいるなという印象を受けるので」とドジャースについて明かしていた。エンゼルスでは6年間で1度もプレーオフに進出したことはなかった。同メディアは「彼は、毎日勝利を重ね、ワールドシリーズに出場する可能性が出てくれば、以前よりもっと楽しくなることも理解している」と両者の決定的な違いを綴っている。(Full-Count編集部)

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