元中日・DeNA笠原祥太郎“ほろ苦デビュー”も「地元で投げられたことがプラス」 球場には2000人超

プロ野球、オイシックス新潟アルビレックスBCについて。6月20日、入団会見を開いた新潟市秋葉区出身の笠原祥太郎投手が22日の試合で先発登板。球場には2000人を超える人が集まりました。

22日、長岡市の悠久山球場で東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦したオイシックス。

球場には2000人を超える観客が訪れ、中には、中日ドラゴンズのユニホームを着たファンの姿も。

その視線を集めたのが、中日ドラゴンズなどで活躍した新潟市秋葉区出身の笠原祥太郎です。

入団会見からわずか2日後に先発マウンドに上がった笠原でしたが、初回、2番・山田にセンターオーバーのスリーベースヒットを許すと、続く3番・武藤のセカンドゴロの間に1点を失います。

立ち上がりに苦しんだ笠原ですが、2回は5番・安田から変化球で三振を奪うなど三者凡退に抑えます。

しかし、3回、再び2番・山田にライト線へのタイムリーツーベースヒットを許すなどこの回2失点。ほろ苦いデビューとなりました。

【笠原祥太郎 投手】
「初めて地元で投げるということで結構緊張していた。思うようなピッチングはできなかったが、本当に地元で投げられたことがきょうのプラス」

オイシックスは12-5で敗れましたが、試合後には笠原にサインを求めるファンの姿が…

【ファン】
「地元新潟で活躍されるのはとてもうれしいし、もう一回NPBに戻ってほしい」

ファンの期待感を肌で感じた笠原は改めて地元での活躍を誓いました。

【笠原祥太郎 投手】
「新潟で投げるというのはプロに入ってからなかったので楽しかった。次はファンの皆さんにしっかりいいピッチングしている姿を見せられれば」

© NST新潟総合テレビ