緑のカーテンで暑さ対策を 園児がアサガオなどの苗植える 秋田・能代市

植物を植えることで日差しを遮り、夏の消費電力の削減につなげようと、秋田県能代市の子どもたちが24日、アサガオやキュウリなどの苗を植えた。

この取り組みは、2010年から東北電力グループが行っている。24日は能代市の愛慈幼稚園で、園児42人がアサガオやキュウリなど4種類の苗を植えた。

つるのある植物を窓の近くなどにはわせて育てることで、夏の強い日差しを遮ることができる。冷房に頼りすぎない自然環境に優しい暑さ対策だ。

24日はあいにくの天気となったが、子どもたちは東北電力能代火力発電所の所員や先生に教えてもらいながら、丁寧に苗を植えていた。

園児たちは「楽しかった」「いっぱい大きくなってほしい」と話していた。

植えた苗は約2メートルの高さまで成長し、7月下旬には緑のカーテンが完成する予定。

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