[北京/香港 24日 ロイター] - ドイツの保険大手アリアンツの投資部門のひとつであるアリアンツ・グローバル・インベスターズ(AGI)は、中国の年金大手、国民養老保険に資本参加する。外国企業としては初となる。
国民養老保険によると、AGIは新たに発行した株式2%、2億2800万元(3140万ドル)相当の引き受けを許可された。
国民養老保健は、個人年金市場の発展促進のため、大手銀行・保険会社によって2022年に設立された。
登録資本金はAGIの出資により114億元に増加し、中国で最も資本力のある資産運用会社のひとつとなる。
近年、国際的な金融会社は、公的年金の縮小と高齢化で中国の新興個人年金分野が有望と見て参入を図っている。