ロシア、核ドクトリンの見直し開始 大統領府が表明

[モスクワ 24日 ロイター] - ロシア大統領府のペスコフ報道官は24日、同国が核ドクトリン(基本原則)の見直しを開始したことを明らかにした。

プーチン大統領は20日、核兵器使用に関するドクトリンの変更を検討していると述べていた。

ペスコフ報道官は「プーチン大統領はドクトリンを現在の状況と一致させる作業が進行中であることを明らかにしている」と発言。詳細は明らかにしなかった。

ロシア下院国防委員会のカルタポロフ委員長は23日、政府が自国への脅威が高まっていると判断した場合、核兵器使用のドクトリンを見直し、使用について判断する時間を短縮する可能性があると述べている。

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