鮮度が悪い『とうもろこし』の見分け方4つ!美味しく茹でるコツも紹介

旬の美味しい『とうもろこし』を選びたい!

とうもろこしは夏から秋にかけてが旬で、特に6月から9月は新鮮なとうもろこしが市場に多く出回る時期です。収穫後すぐに鮮度が低下し始めるため、できるだけ新鮮なものを選ぶことが大切です。鮮度が低下すると味もすぐに損なわれるため、購入前にはとうもろこしの特徴をしっかり観察し、新鮮なものを選びましょう。

鮮度が悪い『とうもろこし』の4つの見分け方

鮮度が悪いとうもろこしには、以下のような特徴が一般的に見られます。

1. ひげの状態が悪い

とうもろこしのひげは通常、白や茶色です。ひげの状態から鮮度を判断することができます。

  • ひげが枯れている
  • ひげがしおれている
  • ひげの量が少ない
  • ひげの先が緑色で未熟
  • ひげが刈り取られている

ひげを見ただけで鮮度を見極めることができるため、売り手は鮮度が低下していることを隠すためにひげを刈り取ることがあります。そのような場合、他の部分も詳しくチェックすることをおすすめします。

2. 皮の水分状態が不適切

とうもろこしの皮も鮮度の指標になります。

  • 皮が乾燥して枯れている
  • 皮がしなびている
  • 皮の水分が失われカリカリになっている

皮付きで売られているとうもろこしの場合、皮の状態を確認して、上記のような状態でないかチェックしてください。

3. 実の水分量と密度が適切でない

とうもろこしの実は通常、甘くてプチンとした食感が魅力です。しかし、以下のような状態は鮮度が低いサインです。

  • 水分が失われて実がスカスカになっている
  • 全体的に実の大きさが不揃い
  • 粒と粒の間隔が広がっている

このように実が縮んでいるとうもろこしを茹でても、水分を吸収せずスカスカのままで、味わいも落ちます。

4. 茎の切り口が乾燥している

とうもろこしの茎の切り口も鮮度のバロメーターになります。

  • 切り口がカリカリと乾燥している
  • 茎の内部が茶色に変色している
  • 断面が不均一で、丸くない

実が新鮮かどうか確認が難しい場合は、茎の断面を見て乾燥具合をチェックすると良いでしょう。とうもろこしの茎は、その鮮度を隠しにくいため、ここから鮮度を判断することができます。

おすすめのとうもろこしの茹で方

とうもろこしの美味しい茹で方を以下に紹介します。

  • まず、とうもろこしがすっぽりと浸かる量の水を鍋やフライパンに用意します。
  • とうもろこしの皮は1枚だけ残し、他は取り除いてから水につけます。
  • 中火に設定し、沸騰しないよう注意しながら3分から5分加熱します。
  • とうもろこしの皮が透明になり、中の黄色い実が見えてきたら、美味しく茹であがりです。

この方法で茹でることで、とうもろこしはより甘く、ジューシーに仕上がります。美味しさを最大限に引き出すためにも、購入後はできるだけ早くこの方法で調理しましょう。

まとめ

とうもろこしは、鮮度が命の野菜であり、その美味しさは収穫後すぐの新鮏な状態に大きく依存します。市場やスーパーで購入する際には、ひげや皮の状態、実の密度などからその鮮度を見極めることが重要です。

新鮮なとうもろこしは、甘みが強く、ジューシーな食感が楽しめます。したがって、最も美味しいとうもろこしを選ぶために、この記事で紹介した見分け方を活用しましょう。収穫してすぐの新鮮なとうもろこしを選び、美味しく調理して、その豊かな味わいを最大限に楽しんでください。

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