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福島県猪苗代町にある福島県内水面水産試験場では、試験場にある池の1つで飼育中のマゴイ111匹が死に、別のもう1つの池でも、それらのコイから生まれたばかりの稚魚、推定60万匹が死んだ。
生き残っていたコイからコイヘルペスウイルスの陽性反応が出たことから、感染のまん延が疑われていたが、6月24日、国の検査機関による詳細検査の結果が出て、検体すべてが陰性だったことが判明したという。
県は「今のところ、コイが死んだ原因は全く分からない」として、他の病気の可能性も含めた調査を継続するとしている。
また、死んだコイも合わせて、この池にいたすべてのコイの焼却処分を行っているが、他に数十ある池については、コイの健康状態に変化はないという。