「アメージング!」外国人が《サムライ文化》を体験…刀はどうやって抜くの?《武士の作法》に興味津々

お酒の飲み方や武士の作法に興味津々!高知県内に住む外国人が高知の歴史や文化を学びました。

「杯を返します、それを繰り返します」

高知城歴史博物館が高知の歴史や文化を学んで日々を豊かに過ごしてもらおうと初めて企画した「土佐文化紹介講座」。23日はアメリカやイギリス、中国などから20人が参加しました。

最初に皿鉢料理やカツオのたたきなど高知の食文化について説明を受けた参加者。受けた杯を飲み干して相手に返す土佐流の酒の流儀「返杯」の実演を興味深そうに見ていました。

武士の作法を学ぶ体験では刀を抜く練習をしたり初代藩主・山内一豊の甲冑のモデルを身に着けたりと“サムライ文化”に大興奮です。

イギリス出身:
「サイコー!プロテクター(甲冑)に守られている」

ニュージーランドから:
「アメージング!クール!思っていたよりも(刀は)重かった。刀をさやに抜き差しするにもコツがあることを知って良かった」

茶道体験では礼儀作法を教わりながじっくりと抹茶を味わっていました。

フィリピンから:
「おいしかったです。とても良い経験ができました。イベントを開催していただき感謝します」

高知城歴史博物館 渡部淳館長:
「想定以上に喜んでいただきほっとしています。一つ一つが異文化の世界ですからそれの意味を知っていると全然味わい方というか生活の深みが変わっていくんだろうと思う」

さまざまな体験を通して日本の心に触れられたことに、参加者は大満足の様子でした。高知城歴史博物館は今後は転勤族や移住者も対象にこのようなイベントを開催したいとしています。

© 高知さんさんテレビ