「東京オリンピックから3年、長かった…」白井空良、2度目の出場で前回メダル逸の雪辱を誓う!「パリ、楽しみにしていてください!」【スケートボード】

スケートボード男子ストリートの白井空良は6月23日、オリンピック予選シリーズ第2戦のブダペスト大会の決勝に出場。トータルスコア「270.02」ポイントで3位入賞。2大会連続の五輪切符を掴んだ。

白井は、ラン2本で「87.11」ポイントをマークし、ベストトリックでは、1本目92.51ポイントをマークし、会場を沸かせると、2本目のトライでも90点台を叩き出す“圧巻のライディング”を披露。メイク後は手を天に掲げ喜びを表し、会場の声援に応えた。

トータルスコア270.02ポイントで3位入賞を果たし、念願の2大会連続のオリンピック出場を果たした。

試合後、白井は自身のインスタグラムで「東京オリンピックから3年、長かったです。正直。たくさん練習しました。厳しい戦いが続いた予選シリーズを乗り越え、ようやく!パリ五輪の出場権を得ることができました」と感謝を記した。
さらに「コロナもあり、ケガもあり、なかなかスケボーができない期間もありましたが、その中で家族や友人、スポンサーの方々、関係者の方々など、多くの皆さまの支えでここまで来ることができました。そしてなにより、日本の他のメンバーからのたくさんの刺激によって、強くなれたと思いますし、感謝しています」とこの2年間を振り返った。

また「パリでは多くの方々の想いをチカラに変えて、自分らしく楽しみ、全力で挑みたいと思います。もっと頑張ります!!本当に感謝の気持ちでいっぱいです。みなさんありがとうございました。引き続きパワー頂けると嬉しいです!パリ、楽しみにしていてください!」とファンに向けて綴っている。

白井は、メダル獲得を期待されて挑んだ3年前の東京五輪で、惜しくも決勝に届かず、9位でフィニッシュ。パリで東京の雪辱を晴らし、メダル奪取に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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