巨人・ヘルナンデスについてショウアップナイター解説陣「日本人の投手に対応できる」、「アベレージを残しそう」と評価

巨人の新外国人エリエ・ヘルナンデスは、シーズン途中の5月10日に加入したが、5月28日に来日初昇格を果たすと、ここまで21試合に出場して、打率.333、4本塁打、12打点と打線に欠かせない存在感を放っている。

ショウアップナイター解説陣もヘルナンデスの打撃をどう見ているのだろうかーー。

5月28日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ソフトバンク』で解説を務めた江本孟紀氏は「オープンスタンスで、日本型のようなタイプですね。アメリカはオープンスタンスの人はいない。日本のバッターは足を開いていますから、そういう形で言うと、踏み込んでくる。あんまり無茶振りをしない」と評価し、5月30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ソフトバンク』で解説を務めた松田宣浩氏も「無駄な動きがない。シンプルに日本人の投手に対応できるかなと思います」と太鼓判を押した。

5月31日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 西武-巨人』で解説を務めた真中満氏は「本当にコンパクトにスイングしていくので、アベレージを残しそうな感じがありますよね」と絶賛し、6月4日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ロッテ』で解説を務めた前田幸長氏は「ホームランをガンガン打つタイプではなくて、3Aでも打率が高かったようなので、どちらかといえば中距離タイプかなと。強引にガンガン振ってくるのではなくて、ボールに対してアジャストできているなという印象ですね」と話した。

また、前田氏と同じように22日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ヤクルト』で解説を務めた若松勉氏も「来た時から見ているんですけど、常に1打席、1打席自分のバッティングをしようとしているんですね。それと大きなものをいらないという感じで、中距離打者のような打者だと思いますね」と、ヘルナンデスを中距離打者として評価している。

解説者の多くが“日本向き”、“中距離打者”と評価するヘルナンデスの今後の活躍に注目だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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