又吉直樹 自身の小説の書き方を紹介「2週間前、2年前、5年前から~」深みのある文章を生む秘密とは

東野幸治と又吉直樹がMCを務める単発バラエティー『10人の天才』が20日に放送された。宇宙飛行士の野口聡一、元チャットモンチーのボーカルで、現在はシンガーソングライターとして活躍する橋本絵莉子をゲストに、2人が天才だと思う10人について深堀りした。

ゲストの橋本が自身の考える天才として、小説家の西加奈子を挙げたことから、小説の話を深めていく東野・又吉・橋本の3人。芥川賞作家である又吉に、吉本興業の先輩芸人たちから「風景描写やめろ」という正直すぎる感想が届くエピソードが紹介されると、笑いが起こる。東野は、かつて又吉に「(小説って)どうやって書くの?どうやって書き出すの?」と聞いたことがあるそう。

又吉は「小説を書くときは、始まりの文章の、2週間前とか、2年前とか、5年前からずっと書く」といい、そうした書き連ねた人生ともいえるエピソードのつながりを、あるところでバッサリと切って物語を始めるのだと答えたという。このエピソードを聞いた際、東野は「すごいな!」と感動したと話し、橋本も「だから深みが出るんですね」とコメント。東野はその話を聞いた際、「先輩だから“へえ~”って顔したけど、心の中ではすごい動揺してた」と芥川賞作家・又吉の才能を賞賛した。

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