サッカー=イングランド主将ケーン、代表OBの批判に反論

[ブランケンハイン(ドイツ) 24日 ロイター] - サッカーのイングランド代表主将のハリー・ケーンが、欧州選手権(ユーロ)での同代表のパフォーマンスを批判したOBらに反論し、国のために戦うことがいかに難しいかを忘れてはならないと語った。

初の欧州制覇を目指すイングランドだが、1次リーグでセルビア戦、デンマーク戦と2試合続けて低調なパフォーマンスに終わったことで、OBのゲーリー・リネカー氏やリオ・ファーディナンド氏、アラン・シアラー氏らが批判を展開した。

これに対し、ケーンは23日、「彼らが正直に見解を述べなければならないことは理解しているが、多くの選手が尊敬し、人々が話に耳を傾けて注目する元イングランド代表という責任もある」と指摘。

さらに「私はどの選手に対しても、特に代表ユニホームを着てプレーすることがどういうことか理解している選手には絶対に無礼なことをしたくない」とした上で、「結局、われわれは長い間、代表で何も勝ち取っていないし、そういう人々の大半もその一部で、それがどれほど難しいか分かっている」と述べた。

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