京大院卒の元官僚芸人が「キャリア官僚」の退職者増加を説明「ギャップに気づいて辞めていく」

「キャリア官僚」の退職者増加などが話題に【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

ジュニア「芸人の世界も我々の時代と変わってきている」

千原ジュニアがMCを務めるABEMAの報道情報番組『ABEMA的ニュースショー』が23日、放送され、霞が関で働く「キャリア官僚」のなり手不足や退職者増加が話題になった。

キャリア官僚として約9年働き、現在は芸人として活動する元官僚芸人まつもとがVTR出演し、霞が関の実態を赤裸々告白。キャリア官僚たちが霞が関を離れる理由については、「『日本を動かすんだ!』と志して官僚になったのに、実際はいろんなしがらみの中で、それの落としどころを決める仕事。このギャップに気づいて辞めていく」と語った。

スタジオでは、京都大学大学院を卒業し、総務省に入省、2022年から芸人の世界に飛び込んだまつもとの経歴が注目の的に。ジュニアは「彼みたいに官僚の経歴を持つ芸人はなかなかいないけど、最近は東京大学や京都大学出身が売りにならない」と語ると、お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓も「僕の後輩にも東大出身の芸人がいるけど、それを一切アナウンスしていない」と頷いていた。

またジュニアさんは「今の芸人たちは4年間大学に行って、お笑いの勉強もしながら、いろんな相方とやってみて、それからどの事務所に行くか決めるらしい。芸人の世界も我々の時代と変わってきている」とコメントしていた。ENCOUNT編集部

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