湖南省の人気観光地・張家界と香港を結ぶ直通高速鉄道が開通

湖南省の人気観光地・張家界と香港を結ぶ直通高速鉄道が開通しました。

中国鉄道広州局集団は15日から毎日、湖南省張家界西と香港西九龍を結ぶ直通G6079/6080復興号スマート列車を運行しています。神秘的な湖南省西部と「東方の真珠」と呼ばれる香港の間に快速通路が設けられ、両地の旅行者は高速鉄道に乗り、直接アクセスすることができるようになりました。

毎日午前8時30分、G6080列車は香港西九龍駅から出発し、午後2時52分に張家界西駅に到着します。また、G6079列車は午後3時20分に張家界西駅を出発し、午後9時50分に香港西九龍駅に到着します。

列車は途中、湖南省、広東省、香港特別行政区を通り、まるで仙境のような湖南省西部と数多くの観光スポットを持つ広東・香港・マカオグレーターベイエリアを結んでいます。

香港から来た肖さんは、「以前は張家界へ旅行するには乗り換えが必要だったが、今は直通の高速鉄道があるので便利になった」と感慨深く話しました。

現在運行しているCR400BF-Z型復興号スマート列車は、中国が独自に研究開発し、完全に独立した知的財産権を有し、最高営業時速は350キロ、定員は577人です。

さまざまな旅客の食事のニーズを満たすために、食堂車には広東、四川、湖南料理が用意され、中華風豚肉の角煮「梅菜扣肉」や、台湾式の肉あんかけご飯、宮保鶏丁、湖南省の名物豚肉料理「農家一碗香」など20種類以上の定食を提供しています。(提供/CRI)

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