歩く様子が気になり…松浦の夫婦に感謝状 行方不明だった高齢男性を発見 長崎 

荒木署長(左)から感謝状を受け取った舛元仁志さん、久美さん(中央)=松浦署

 長崎県の松浦署は19日、市内で行方不明になっていた70代の男性の発見、保護に貢献したとして、同市志佐町の会社員、舛元仁志さん(62)と久美さん(57)夫婦に感謝状を贈った。
 同署によると、仁志さんは5月19日午後2時ごろ、自宅から車に乗り込む途中で男性を見つけ、歩いている様子が気になった。話しかけても会話が難しかったため、久美さんと協力しながら家の中で介抱。同署へ通報した。別の署に男性が行方不明との相談があったという。
 2人に感謝状を手渡した荒木強署長は「適切な対応で人助けをしていただいた」とあいさつ。仁志さんは「今後も(人の異変に)気付けば声かけしていきたい」と話した。

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