新潟市の貴金属買い取り店で起きた強盗未遂事件で、逮捕された20歳の男が他にも多数の闇バイトに応募していたことが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。
名古屋市の自称配達業・長友龍斗容疑者(20)は、19日夜新潟市中央区の貴金属買い取り店で店員に刃物を突きつけ、現金を奪おうとした疑いが持たれています。闇バイトの募集など、SNSでつながり離合集散を繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ」＝「トクリュウ」に関わっていたとみられる長友容疑者。
その後の捜査関係者への取材で、押収したスマートフォンに他にも多数の闇バイトに応募していた履歴が残っていたことが新たにわかりました。長友容疑者は「身に覚えがなく、強盗はやっていません」と容疑を否認しています。
警察は、名古屋市からの移動に使ったとみられる容疑者の車も押収し、事件に関わった共犯者がいないかなど詳しい調べを進めています。
