「株主の皆様に深くお詫び申し上げます」マツダ株主総会 認証不正問題で毛籠社長が謝罪

自動車メーカー・マツダが25日、定時株主総会を開きました。認証不正問題について 毛籠勝弘 社長が株主に対して謝罪しました。

株主総会に向かう株主は「顧客の立場に立って安全性を見直して、経営の体制を見直してもらう必要があるのではと述べさせてもらおうと思う」と話していました。

マツダの株主総会は、広島県府中町の本社で25日午前10時から開かれました。認証不正問題については現在も広島本社工場の「ロードスターRF」と、山口防府工場の「MAZDA2」の2車種が国内向けの生産を停止しています。

毛籠勝弘 社長は「経営として、是正・改善していくべき課題があることを認識しました。再発防止に向けて万全を尽くし、信頼回復に努めてまいります。株主の皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

株主からは、▽認証不正のほか、▽車の品質、▽電動化への取り組みなどの意見や質問があがり、12時前に株主総会は終わりました。

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