【高校受験2025】群馬県、公立高募集定員…利根商など14校で減少

令和7年度群馬県公立高等学校生徒募集定員一覧表

群馬県教育委員会は2024年6月21日、2025年度(令和7年度)群馬県公立高校の生徒募集定員を発表した。新設される沼田の実質的な定員減や、利根商で40人減など14校で定員が減少。全体として前年度比320人減の1万1,960人を募集する。

2025年度(令和7年度)群馬県公立高等学校生徒募集定員は、全日制・フレックスで前年度比320人減の1万1,440人、定時制で520人、合計1万1,960人を募集する。

募集定員が減少したのはすべて全日制で、榛名(普通)が2024年度80人募集のところ、2025年度は8名減の72人。吉井(総合)が昨年度比40人減の120人。昨年度は沼田(120人)と沼田女子(120人)でわけて募集していた、今年度新設の沼田(普通)は定員200人で実質40人減。

館林女子(普通)は、昨年度比40人減の160人。松井田(普通)は8人減の72人、万場(普通)は20人減の44人、下仁田(普通)20人減の44人、吾妻中央は普通科が8人減で計192人。長野原(普通)20人減の44人、嬬恋(普通)20人減の44人、板倉(普通)7人減の72人。西邑楽は芸術科音楽コースで8人減の計192人、利根商業は普通科で22人減など全体で40人減の120人。

各学校の募集定員の一覧は、群馬県教育委員会のWebサイトで確認できる。太田市立太田高の普通科は、すべて太田市立太田中からの内部進学者とし、商業科への内部進学者がいる場合は、その数を商業科の募集定員から減じ、9月中をめどに確定する。また、利根商業の普通科および総合ビジネス科は、発表された人数以外に普通科10人、総合ビジネス科14人の計24人を群馬県外から募集する。

木村 薫

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