UKのシンガー・ソングライター“グリフ”、デビュー・アルバム発売決定 人生観を語る新曲もリリース

2020年にHONNE(ホンネ)とのコラボやゼッドのシングル「インサイド・アウト」に参加し注目を浴び、2021年には「ブリット・アワード」にて、これからの成功が期待されるアーティストに贈られる「Rising Star Award」を受賞し話題を呼んだUKのシンガー・ソングライター、グリフ(Griff)のデビュー・アルバム『vertigo / ヴァーティゴ』が7月19日(金)にリリースされることが決定。アルバムよりアンセミックなニュー・シングル「Anything / エニシング」が6月21日より配信されています。

新曲「Anything / エニシング」は、人間関係の駆け引きを爆発させ、歌詞や壮大なシンセサイザーの音色と疾走感のある低音のビートが、(語り手も知らないうちに)自分さえよければいいという教訓を人生で得たということを楽曲を通して伝えた作品。ドラマティックだが多幸感に満ちたこの曲は、成長の試行錯誤の過程を歌っていますが、常に最初に自分自身を知ることが重要な鍵を握っていることを表現しています。

楽曲についてグリフは「この曲は誰かに自分のことを気にかけてもらうためならどんなことでもするけれど、その人は自分が持っている力に気づいていない、というアイデアをテーマにしている。この曲は、若い頃の人間関係の厳しさを表現したかったのです」とコメントしています。

デビュー・アルバムに名前がつく前、さらに1stシングルのタイトルがつく前から、グリフには“眩暈(Vertigo)”という感情があったとのこと。世界が自分の追いつけないほどの速さで回転し、その中で自分の居場所が決して確保されていないと感じる、胃の穴が開きそうな、不安定な感覚。それ以来、彼女は、憂鬱と恐怖を経て癒しと喜びに至る作品を制作してきました。複雑な時代に向けて作られた青春アルバム『vertigo』は、グリフが新たな創造性の高みに到達した証でもあります。

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