「マニュアル以外でも臨機応変に対応を」能登半島地震を踏まえ輪島署で初動訓練

能登半島地震で大きな被害を受けた輪島警察署で、災害が起きた場合の初動を確かめる訓練が行われました。

輪島警察署で行われた初動訓練にはおよそ50人の署員が参加しました。

訓練では災害で信号が止まったとの想定で発電機を使って手動で信号を動かす手順を 確認したほかチェーンソーやエンジンカッターの使い方を実践しました。

輪島署では元日の地震の際に機材の置き場所がわからない署員もいたということで今後は、署員全員が定期的に使い方の確認を行います。

輪島警察署 遠藤英之署長:
「マニュアル以外でも臨機応変に対応することも必要になる。訓練を繰り返していろんな想定をして本番に備える必要がある」

また、これまで災害時にはまず輪島署に集まることになっていましたが今回の地震を踏まえ、輪島署と穴水庁舎、門前交番の3カ所のうち自宅から一番近い場所に集合するよう変更したということです。

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