【西武】松原聖弥が入団会見 渡辺GM「チャンスは多い。現状打破の刺激になってほしい」

入団会見を行った松原聖弥と渡辺GM

西武は25日、ベルーナドームで若林楽人外野手(26)との交換トレードで巨人から獲得した松原聖弥外野手(29)の入団会見を行った。

渡辺久信GM(58)と会見に臨んだ松原は「戸惑いはあったんですが、同時に新天地でもう一度やってやろうという気持ちが今は強い。長いようで短い巨人での7年間、活躍した年なんて2年間ないぐらいだった。またチャンスが来たと思ってやっていきたい」と語気を強めた。

巨人・阿部監督からは「チャンスだから」、亀井コーチからは「悔しい気持ちもあると思うが、これからも変わらず応援しているから」というエールをもらい前を向いて新天地へやってきたという。

その上で松原は「理想としては1番打者。今までも、そこを任されてきたことが多かったのでそこを目指していきたい」と決意を語った。

渡辺久信GM兼監督代行(58)は「一時期、活躍した年がありましたけど、その後はなかなか結果が出ずに本人も苦しんだと思う。外野手としてチャンスは多い。やっぱり環境が変わって、変わってくる選手は今までもたくさんいますし、このトレードをきっかけに本当にもう1回レギュラーをつかむぐらいの気持ちで頑張ってほしい」と期待を寄せた。

同GMは「とにかく今、現状を打破すべく、彼が入って活躍してくれるとチームにもすごく刺激にもなってくれると思う」とここまで借金26と低迷するチームの起爆剤としての効果を重ねて期待した。

なお背番号は「35」となる。ユニホームが間に合っておらず、この日ナイターで行われる予定の日本ハム戦(ベルーナ)への出場はなく、しばらくは二軍で調整を行う。

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